群馬県生まれ。東京芸術大学彫刻科卒、研究科修了。同大学院彫刻科助手を務める。1971(昭和46)二科展に初入選、特賞を受賞。渡欧しローマに一年間滞在。初期は石彫による抽象的作風であったが、乾漆技法を主とした具象へと移行。現代女性を中心的モチーフに黒に肌、古色を偲ばせる着衣の細身の立像、座像を制作。優しく清楚な作風を示す。
1985(昭和60)昭和会展林武賞受賞。1986(昭和61)二科会会員。2003(平成15)二科展ローマ賞受賞。2008(平成20)二科会退会。2009(平成21)倉吉・緑の彫刻賞受賞。