ポーランド国境、白ロシア(現ベラルーシ)生まれ。パリに出、パレット画塾とグラン・ド・ショミエールに通い、キュビズム、フォービズムの影響を受ける。アンデパンダン展、サロン・ドートンヌ等に出品、以後多方面で活躍する。豊かな色彩による高度に幻想的な画風を確立し、そのファンタジーは、当時パリに興ったばかりのシュルレアリスムに多大な影響を与える。主題は地上の重力の法則を超えた永遠の愛である。人間や動物たち、なかでも恋人たちは自由に空をとぶ。油彩のほか、エルサレムのハダサ病院のステンドグラス、パリのオペラ座天井画なども有名である。