山形県生まれ。上京して児玉希望の画塾に入門。その後、郷倉千靱の草樹社に入塾、35年間にわたり師事した。院展に入選を重ね、同人となる。緻密な製作過程を経た表現により風景画の領域に独特の境地を見出した。作品とともに質実な人柄がよく知られている。 1940(昭和15)院展初入選。
1954(昭和29)院展奨励賞・白寿賞。
1955(昭和30)日本美術院賞・大観賞。
1959(昭和34)日本美術院賞の6年連続受賞で同院同人に推挙。
1975(昭和50)日本美術院評議員。
1977(昭和52)内閣総理大臣賞受賞。
1988(昭和63)同院理事就任。