「見せる」美術館から「魅せる」美術館へ

開催期間:1月23日(水)~5月26日(日)

昭和43年3月17日。ここ長野市若穂綿内の地に北野美術館は誕生いたしました。
以来50年の間、昭和から平成へと移り変わっていったように平屋の建物が近代的な2階建ての館となり、分館を設けたりと、美術館としてどうあるべきかを常に模索しながら様々な変遷を経て参りました。
そして平成最後の本年、初心に戻りつつ、新たなる幕開けとして時代に沿ったリニューアルを施し「若穂の北野美術館」を再開いたします。
移ろう時代の中で、初代、次代館長らが愛した作品たちは変わらぬ美しさをもって私たちを魅了します。
作品同様、美術館としても皆様に愛され続けていただけますように「見せる美術館」から「魅せる美術館」へと躍進していければと決意を新たにしております。
さて51年目最初の本展では、北野美術館の一番の魅力としてあげられるジャンル多彩なコレクション日本画、国内外洋画、彫刻、書、工芸品の中からセレクトしご覧いただきます。
重要美術品を含む貴重な作品ほか数々の名品、約90点を存分にお楽しみください。

展示作品(一部)

  • 横山大観「竹」
  • 下村観山「松」
  • 上村松園「清少納言」
  • 岸田劉生「真田久吉氏像」
  • 島崎藤村「破戒原稿」
  • マリー・ローランサン「犬を連れた婦人と少女」

※都合により予告なく作品が変わる場合があります、ご了承ください